レジリエンツテレスコープについて教えていただけますでしょうか。(イギリス在住
50代女性)
ロンドンに住んでいます。主人が英国人ですので30年以上こちらに住んでいます。
歯医者へのトラウマが非常に強く、最後に歯医者に行ったのは、20年前です。おそらく先生がご覧になった中でも最悪のケースに当てはまると思いますが、ほとんど丈夫な歯が残っておらず、とくに上顎は最悪です。上顎の前が差し歯なのですが、右側の歯ぐきが病気だったらしくて、歯ぐきが細っていくにつれて差し歯が外れて隙間が出来て行きました。左側がなんとか半分差し歯が外れないまま歯ぐきにはまっていたのですが、そちらの方も数ケ月前にうっかりと硬いものを噛んだ時にほぼ外れかけてしまいました。今すぐにでも治療に行かなくてはならない状態なのですが、トラウマもあり、英国ではなく少しでも日本で治療したいと思います。
上顎だけ総入れ歯しかないだろうと思っていましたが、貴院のサイトを見て、レジリエンツテレスコープというのでもひょっとしたら可能かなと思いました。
前もってメールでご相談いただけるということですので、引き続き心理的なトラウマが強くあるものの、やっと決心してメールをさせていただいています。
レジリエンツテレスコープについて教えていただけますでしょうか。
A特に海外にお住いの患者様で、歯科医院へ通うことができないぐらい嫌な思いをされたというお話をよく耳にします。
トラウマがあっても不思議ではありません。
どんなに言葉がネイティブに近くとも、ご自身の治療は日本語で説明を受け行いたいと思われるようです。
さて、レジリエンツテレスコープについてなのですが、数本の歯に適応されるテレスコープ義歯という治療方法で、自分の歯の根を抜かずに利用できる方法です。
また、審美的にも美しく、機能的にも優れているドイツで開発された技術です。
残っている歯が数本しかない場合、「総入れ歯になるまで歯が抜けるのを待ちましょう。」というドクターの言葉は、患者さまにとって精神的にも大変不安な状態にあると思います。
また、海外にお住いの患者様にも安心してお使いいただくことができるのも特徴です。
万が一、歯を失うことがあったとしても簡単な修理で、そのままお使いいただくことができます。
虫歯や歯周病で抜けてしまったとしても、急いで帰国する必要もなく、ご自身のメンテナンスの日程に合わせていらしていただければ修理をさせていただきます。
また、少ない本数だからこそできること。それは、口元を自由に作れることです。
歯を失うと、骨が吸収して、口元がへこみ、老けて見られることがあります。レジリエンツテレスコープは、口元のボリュームをだすことができ、ほうれい線を目立たなくすることができます。
テレスコープの歴史は130年以上と大変長く、世界で信頼されている技術です。
もしよろしければ下記ページをご覧いただき、もう少し詳しい状態をメールでしばらくやり取りをしましょう。
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