稲葉繁先生は最も進んでいるドイツの入れ歯であるリーゲルテレスコープを初めて日本に紹介、これまでに1000症例以上の治療を行いました。
今年6/20~6/21に開催された顎咬合学会では、難症例にも対応できる上下顎同時印象法による総入れ歯の製作方法を紹介。
また、IPSG最高顧問を務めるなど、常に最善の歯科治療を研究、提供し続けています。
海外で、著名な先生に
直接に指導を受けた、確かな技術
ヴィリー・シュルテ教授はチュービンゲン大学で顎関節症を教えており、私が顎関節症を勉強するためにドイツに留学するきっかけとなった先生で、その後の私の臨床に多くの影響を与え、顎関節症を自分の人生のテーマとするバックボーンとなりました。
その他顎関節症ではクローポール教授より、筋触診の診断方法を学びました。また、ジャンケルソン先生、ラウリッツェン先生、アイヒナー先生からはかみ合わせについての実習を受けています。
技工士のファンネンシュティール先生からは、コーヌステレスコープのミリングテクニックについて学んでいます。
チャールスEスチュアート先生はアメリカでナソロジーの開祖として有名な人で顎の運動と歯の形態などのナソロジーの基礎を勉強し多くの影響を受けました。
また、ハンスシュライヒ先生からは総義歯のすべてを学び、彼が引退したとき、稲葉顧問に資料をすべて託しました。その後の稲葉顧問の臨床に大きな影響を与えた人です。
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略歴
- 1964年日本歯科大学卒業
- 1968年日本歯科大学大学院終了
- 1969年日本歯科大学歯学部補綴学教室講師
- 1972年日本歯科大学歯学部補綴学教室助教授
- 1978年西独チュービンゲン大学留学
E.Koerber教授の下で客員教授 - 1992年日本歯科大学歯学部高齢者歯科学教授
- 1999年日本歯科大学歯学部補綴学第3講座教授
- 現在IPSG包括歯科医療研究会代表
西ドイツチュービンゲン大学エーリッヒ・ケルバー教授にテレスコープ義歯のすべてを学びました。
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所属
- 日本老年歯科医学会常任理事
- 日本老年学会理事
- 日本慢性疼痛学会理事
- 日本歯科医療管理学会理事
- (財)日本口腔保険協会理事
- (財)口腔保険協会理事
- トゥースフレンドリー協会理事
- IPSG最高顧問
- 日本総合口腔医療学会 名誉会長