以前に作った入れ歯が揺れてきて不安なのですが
1年前から右上最奥歯と右端の前歯を2本を支台歯として4本分の部分入れ歯を使用しています。
入れ歯を入れた当初は、しっかりしていたのですが、最近揺れを感じ不安になりご相談させていただきました。
福岡在住ですので完成までの通院回数、完成後のメンテナンスについても気になります。
歯を削る程度や削るときに恐怖感が無いか、入れ歯を外したときの表情の変化など細かいことも気になります。
コーヌステレスコープは受けられる医院がいくつかある様ですが、リーゲルテレスコープの方が信頼感が高い印象が有ります。お手数をお掛けしますがよろしくお願いいたします。
A最近、伸縮性のある柔らかい入れ歯(ノンクラスプデンチャー、シリコンデンチャーと呼ばれるもの)を見ることが多くなりました。簡単に作る事ができ、費用も比較的安いため、選ばれる方もいらっしゃると思います。
しかし、歴史もなく、長期症例についての報告がないのが現状です。
ノンクラスプタイプ(金属のバネ、クラスプの代わりにピンク色の材料を用いているもの)の入れ歯のほとんどすべてが、しっかりとした支えがありません。
そのために、入れ歯が口の中で動いてしまいます。
支えている歯の部分がきつくても緩くても、違和感は消えません。
口の中で動く入れ歯は、支えている歯も同じように動かしてしまい、数年もすると、歯を失ってしまいます。
このような入れ歯は、一見綺麗なようでも、結果が悪く、将来的に患者様からの信用を失ってしまうことにもなりかねません。
ドイツ式入れ歯 テレスコープ義歯は、口の中で動くことがないため、支えている歯を守ることができます。
この技術を提供するためには、高い技術を持った歯科技工士の先生方との連携が重要です。
テレスコープ義歯は費用はかかりますが、長期にわたり使用していただくことができます。口全体の健康を守ると考えていただければ、費用対効果の高い投資だと思っております。
遠方から、海外からいらっしゃる患者さまもいらっしゃいますので、出来る限り、回数を少なく、その代わり、時間を長くいただき治療をすることは可能です。
歯を削る時はきちんと麻酔をして痛みがないように進めて参りますのでご安心ください。
完成した入れ歯はほとんどつけたままなので、外すことはあまりないと思います。
表情や審美的は重要なので、ご相談をさせていただきながら、進めてまいりますので、ご安心ください。
また、患者さまの歯の状態によって、コーヌスクローネ、リーゲルテレスコープのどちらが良いかをご提案させていただいております。どちらも信頼性は同じですので、ご安心ください。
また、治療を終えてからが患者様との長いお付き合いだと思っております。
メンテナンスは定期的にさせていただくのでこちらに関してもご安心いただきたいと思います。
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