テレスコープ義歯におけるコストパフォーマンス
奥歯を2本、もしくは3本失ってしまった場合の治療方法についてYouTubeチャンネルでもご紹介させて頂いておりますので、ご参考になさってください。
インターネットで検索をすると、沢山の種類の入れ歯がでてきます。
一体どれが自分に合っているのか、迷われている方も多いのではないでしょうか?
評価の一つになるのが、価格だと思います。
どれも、目立たない入れ歯だし、何が違うのかもわからない。だとすると、安い方が良いのではないか。
ということで、気軽な価格で手に入れることができる入れ歯を選ばれる方もいらっしゃると思います。
私たちがご提供させていただいている、テレスコープ義歯の費用は、他に比べて価格が高いと感じられると思います。
上の写真は、奥歯を2本、もしくは3本失った場合に適応するリーゲルテレスコープです。
価格は、120万(税別)〜
インプラントと変わらない、もしくはもっと高いのではないか。と感じられるかもしれません。
しかし、私たちはリーゲルテレスコープを製作するために、原材料や設備、人に投資して、品質を落とさないように、そしてその後、患者さまが長く使っていただけるように、細やかな部分までこだわりを持っております。
この小さな入れ歯でさえも、100時間以上の製作時間を費やします。
単純に価格を比べるのではなく、患者さまにとって、「この品質で、この価格なら安い」と思っていただけるような入れ歯をご提供させていただきたいと思っております。
コストを下げるために、品質の肝である金属などのレベルを下げる。歯科技工士が立ち会わずに流れ作業のように製作を行う。などしたら、結果的に患者さまの信頼を失うことになると思っております。
リーゲルテレスコープとは、歯に引っ掛けるクラスプ(金属のバネ)の代わりに、はめ込み式のレバーを維持装置としています。
このレバーを開けると入れ歯が外れ、閉めるとしっかりと固定されるために外れなくなります。
そのため、取り外しができるブリッジのような感覚で患者さまに使っていただいております。
レバーが指の爪に引っ掛かるように、患者さまの指の力、爪の形まで考慮し、実際に何千回もレバーの開閉テストを行います。
強すぎると、爪が割れてしまい、弱すぎると外れてしまうために、レバーの調整は慎重に行います。
また、食事によって、レバーが開かないように、レバーの入り口付近の構造も患者さまの歯の形態によって変えております。
体の一部として機能しているリーゲルテレスコープを、最初は高いと感じましたが、コストパフォーマンスの良い投資だったとおっしゃっていただいております。
目立たず、軽くて、伸び縮みするような入れ歯は、お手頃価格かもしれませんが、その後患者さまのお口の中でしっかりと機能できるかどうかは疑問です。
稲葉歯科医院の入れ歯は安い。と思っていただけるように、技術革新を引き続き行い、患者さまに最高の品質をこれからもご提供させていただきたいと思います。
当院の奥歯の入れ歯専門サイトもございますのでぜひご覧ください。
奥歯2本がない方へ ~インプラント以外の治療法~
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