ほとんど歯がない方の入れ歯〜レジリエンツテレスコープ〜
こんな症状でお悩みの方に
●歯が抜けるのを待って総入れ歯にする。
●もしくは、残っている歯を抜いてAll on 4のようなインプラントにする。
こうした選択肢の他に、当院ではもう一つの方法として、レジリエンツテレスコープをご提案させていただいております。
ほとんど歯がない方の入れ歯
レジリエンツテレスコープとは?
数本の歯に適応されるテレスコープ義歯という治療方法で、自分の歯の根を抜かずに利用できる方法です。審美面だけではなく、機能面も兼ね備えた方法として、ドイツ、チュービンゲン大学で開発されました。テレスコープの歴史は130年以上と大変長く、特にヨーロッパにおいて広まっている技術です。
レジリエンツテレスコープの特徴
レジリエンツテレスコープは、外科治療の必要はありません。ご自分の歯を利用して入れ歯を支える方法です。

当院では、多くの歯を失ってしまった方に対しては、レジリエンツテレスコープをお勧めしております。 なぜならば、歯周病で歯を失った方がインプラントをすることで、また同じことを繰り返してしまう可能性があるからです。
そして、多くの方が骨量が減少しています。そのような方の場合、4本または6本で支えるインプラントは無理な力がかかる場合があります。たとえ弱い力でも歯の力がそのまま伝わってしまうので、インプラントでは支えきれなくなる可能性もあり、骨をさらに吸収させる原因ともなります。
少ない歯を抜かずに利用できる
レジリエンツテレスコープは、残っている歯を抜かずに利用できます。万が一、歯を失うことがあっても、歯科技工士によるメンテナンスや修理により、その後も使うことができます。イメージとしては、先にゴールの形を決めておいて、そこから引き算していくという感じです。
自分の歯は抜かずに、メンテナンスにより歯を守りながら使うことができるレジリエンツテレスコープ
歯を抜かずにご自身の歯を利用することで、インプラントをしなくとも安全で快適な口元を取り戻すことができます。
夜寝るときも取り外しをする必要がありません
たとえ、家族であっても、歯が無い状態をみせるのは嫌なものです。外すときは食事の後、歯磨きをするときだけ。歯を磨いた後、入れ歯を清掃し、そのままつけたままお休みいただけます。
「歯の本数が少ないから、歯が抜けて総入れ歯になるのを待つしかない」
「歯がぐらぐらだから、抜いて総入れ歯にしたほうがいい」
と言われ、ショックを受けていらっしゃる方、まだ諦めないでいただきたいと思います。
もしかすると、あなたの歯は残せるかもしれません。
動画のご紹介
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自分にはどのような方法が合っているのか、治療方法や 期間、費用について具体的なお話を聞きたいという方には、入れ歯カウンセリングをお勧めしております。
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