16年間使って頂いているドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯
平成14年に装着させて頂いた、テレスコープ義歯が16年経過しました。
患者様は、稲葉歯科医院の近くにあった、誰もがご存知の大きな会社の社長さんで、とても懐の厚い方で、当時テレスコープ義歯を治療するのは、ほぼ初めてだった私に全てを託してくださいました。
当時、上顎はリーゲルテレスコープで治療をさせて頂きましたが、支台歯の本数や失活歯が多かったこともあり残念ながら歯を失ってしまいましたが、入れ歯は修理をしながらそのまま使って頂いています。
下の歯も同じくリーゲルテレスコープです。
当時は、表面をゴールドを使っていましたが、現在は材料も進化し、白くすることほとんどですが、やはり素晴らしい材料だと思います。
16年間の間、左下の奥歯の神経の治療をさせて頂きましたが、何も変わらずに使って頂いています。
当時、ドレーリーゲルを付与したのですが、沢山歯があったので、使わずにとっておいて、歯を失った時につけようと思ったのですが、失うことなく経過しています。
今回、上顎の床の着色と劣化があり、改めてリニューアルをさせて頂きたく、患者様にお時間をいただき修理をさせていただきました。
これから、まだまだ長い間使っていただけますように、メンテナンスをしながら患者様を見守って参りたいと思います。
当時若かった私に、全てを託してくださった患者様に感謝の思いで一杯です!
このようなケースが最近、徐々に増えてきています。
ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯の素晴らしさを改めて感じております。
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