インプラントが入っていても、入れ歯を作る事はできるのでしょうか?
海外にて、ほとんど全てをインプラントにしました。
出来上がりは自分が想像していたものとは全く異なり、笑った時に歯が斜めに見えます。
何度も医師に訴えましたが、私のかみ合わせが悪いからと対応してもらえませんでした。
そして帰国後、インプラントがグラグラしはじめ、何本か抜けてしまいました。
他のインプラントも、いつ取れてしまうか不安な気持ちで過ごしています。
この3年間、歯の治療に全て費やし痛みにも耐えてきましたが、もう一度高額なインプラントをするか、もう、入れ歯にしようか悩んでおります。
入れ歯にする際、残っているインプラントも抜かなければならないのでしょうか。
A 最近、インプラント治療をすでに経験された方からのご相談が増えております。
つい先日も術後、痛みと腫れが治らないのでインプラントを全て取らなければいけない状況になられた方が来院されました。
骨が固まるのを待ち、数ヶ月後に再手術をしましょうと、医師から伝えられましたが、患者様は、あの大変な思いをまたするぐらいなら、入れ歯にしたいと思ったそうです。
現在多くの方々がインプラントをされていると思います。
インプラントは素晴らしい方法ではありますが、全ての患者様に適応するわけではありません。
しかし、がっかりされる必要はありません。
なぜなら、インプラント同様に入れ歯も進化しているからです。
本場ドイツでは、より患者様に快適に使っていただけるように、様々な製作方法、材料が開発され、臨床でも展開されています。
昨今、ドイツでは、インプラントを利用した入れ歯の症例報告が沢山あります。
インプラントを支えにした、取り外しができる入れ歯です。
こちらは、リーゲルテレスコープというドイツでは大変需要のある入れ歯です。
入れ歯の中に取り付けられている小さな鍵を開閉することで取り外しをします。
土台はインプラントです。
せっかく入れたインプラントを抜かずに利用したい。
と希望される方、ぜひ一度ご相談にいらしていただければと思います。
稲葉歯科医院では、すべての患者様に立会い技工をさせていただき、歯科技工士と共に、二人三脚で製作し、ドイツで行われているテレスコープ義歯をご提供させていただいております。
まずは、メールでのご相談も承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡をいただければと思います。
関連する記事
入れ歯のお悩みを動画で解決
YouTubeチャンネル「入れ歯のお悩み解決!稲葉歯科医院」では、実際に入れ歯を使っていただいている患者さまの感想や、入れ歯の構造や仕組みについてもわかりやすく動画で解説しております。
こちらのページで動画をカテゴリ別に掲載しておりますので、お探しの内容をぜひご覧ください。