目立たない部分入れ歯
残っている歯をできるだけ長く保てるように
稲葉歯科医院の患者さまの中には30代、40代、50代と比較的年齢の若い方がたくさんいらっしゃいます。
ということは、これから先10年後、20年後、30年後を見据えて考えていく必要があると思います。治療の方法によっては、さらに歯を悪くするのか、残っている歯をできるだけ長く保つことができるかの分かれ道になります。
金具が見えない自然な入れ歯【テレスコープ義歯】
若いあなたの入れ歯が他人から見て目立たず、わからないようにすることが大切なのは言うまでもありません。 若い方のほとんどがインプラントを選択するのはこのような理由からでしょう。
入れ歯でも他人から見てわからないようなものがあるのをご存じでしょうか?
それは、テレスコープ義歯というドイツで開発された入れ歯で、特にヨーロッパにおいて広まっている技術です。
当院で入れ歯の相談をされる方の多くがこのテレスコープ義歯で、機能を回復しており、患者さまの体の一部として使っていただいております。
保険のクラスプ義歯は前歯に金具を引っ掛けるため、見た目が悪いです。
細い金具とはいえ、やはり目立つため、いかにも入れ歯を入れているという感じがしてしまいます。
治療内容
上あご片側リーゲルテレスコープ 抜歯、仮歯など含む
治療期間・回数
1年10回
費用
上あご片側リーゲルテレスコープ ¥1,500,000(税別)
(自由診療)
リスク・副作用
清掃を怠ると歯周病が起こることがあります。
年月の経過により骨が吸収する場合もあります。
インプラント以外のもう一つの選択肢として
患者さまの中には金具がみえるのが嫌だから、インプラントにしたとの意見をよく聞きます。
もし金具がみえない自然な入れ歯があったら…インプラント以外のもう一つの選択肢として考えることができると思います。
テレスコープ義歯は金具が見える事を気にせずに笑う事ができ、お食事も楽しめるため、ご自分の歯の一部として使っていただいております。
テレスコープ義歯の特徴
- 金具がないため、入れ歯であることがわからない
- よく噛めるため、ご自分の歯の一部として使える
- ドイツでは130年以上の歴史があり特にヨーロッパにおいて広まっている
最近ではインプラントをしたくない方も増えてきています。
当院では、歯を失った方にインプラントと、テレスコープ義歯を患者さまにお伝えしていますが、テレスコープ義歯を選ばれる方が多くいらっしゃいます。
夜もつけたまま寝られる入れ歯【テレスコープ義歯】
家族や友達、恋人に知られたくないので 、できるだけ入れ歯を外したくない。
そうですね。 入れ歯を外すタイミングは歯磨きをする時のみと思っていただければと思います。 外出時、外すタイミングがなければ、お口をゆすいでいただくだけでも構いません。
テレスコープ義歯による入れ歯は、夜寝るときに外す必要はありません。
日本では、入れ歯を外して寝るようにと言われますが、ドイツでは反対で寝るとき入れ歯は付けていてくださいと言われます。夜、寝ている間家族や恋人に見られる事、また自分自身にとって自尊心を保つ上でも歯がある状態であることは大切だと考えます。
お友達や、恋人と話をしていても、歯に意識が集中して会話が楽しめないなんてつまらないですよね。今この時期に、しっかりとした方法を選択することで、将来自分の歯を守ることができると思います。
ドイツではたくさんの種類がありますが、当院ではリーゲルテレスコープ、コーヌステレスコープ、レジリエンツテレスコープという方法でほとんどすべての症例に対応することができます。