やわらかい入れ歯からコーヌスクローネへ(70代女性)
先日、下顎コーヌスクローネのセットがありました。
患者様は70代女性、ご紹介で来院されました。
患者様は既に、やわらかいタイプの入れ歯を入れていらっしゃいましたが、食べ物が詰まりやすいということと、奥歯で噛む事ができない。
という事で、ドイツ式入れ歯 コーヌスクローネで治療をさせていただくことになりました。
技工を担当したのは、Weber dental labor 小泉詩織さん。
彼女の丁寧な仕事を見るのが好きです。
一つ一つ手作業で作っており、どのような小さな事にもこだわりがあります。
ワックスという材料を盛り上げて作るのですが、まるでケーキのデコレーションのようですね。
このカラフルなワックスを、鋳造という工程を得て、入れ歯のフレームになります。
コナトアという機械を用いて、入れ歯が一番美しく見える位置を決めます。
1本1本丁寧に研磨を行い。
完成したコーヌスクローネです☆彡
コーヌスクローネは、歯に被せる内冠と入れ歯本体の外冠によって構成されています。
詳しくは、ぜひこちらのページをご覧ください。
やわらかな入れ歯は、金属のバネが見えないためコーヌスクローネ同様に美しいとされています。
しかし、やわらかいために噛みしめる事が難しいと思います。(クッションのような入れ歯のため、沈み込んでしまいます。)
ドイツ式入れ歯 コーヌスクローネは、製作時間は、150時間〜200時間。
しっかりと奥歯で噛みしめる事ができるほど頑丈にできています。
奥歯で噛めるようになると、口の周りの筋肉が引き締まり、頬に赤みがさし、シャープな口元になっていきます。
患者様の口角は上がり、美しい口元を取り戻す事ができました☆彡
その他、入れ歯の治療例についてはこちらのページをご覧ください。
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