50代、歯がボロボロな場合の治療方法を3つご紹介
歯がボロボロになる原因
歯を失う原因は虫歯や重度の歯周病、事故、生活習慣、かみ合わせの不調和、摂食障害など、様々ありますが、年齢を重ねていく事で、歯周病や歯を支える骨の量が減り、歯の喪失をさらに加速させてしまいます。
30代40代、仕事や子育てに忙しく、なかなか自分の時間を持てず、歯科医院へ行くタイミングも失い、50代を迎えて歯がボロボロになってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、沢山の歯を失ってしまった方へ3つの治療方法をご紹介させていただきたいと思います。
インプラント(オールオン4,6)
残っている歯の本数が少ない場合、全ての歯を抜歯してインプラントを行う選択肢があります。
顎の骨に4本もしくは6本のインプラントを埋め込み、片顎の全ての歯を支える治療方法です。
従来のインプラント治療では、沢山の本数を埋め込む必要がありましたが、オールオン4,6は少ない本数で多くの歯を入れることができます。
その場合は、充分な骨の厚みが必要であり、全身疾患などがある場合は、きちんと数値のコントロールが出来ているかどうかもインプラントができるかどうかの判断基準となります。
総入れ歯
総入れ歯とは、全ての歯を失った場合の治療方法であり、歯がボロボロで残すことができなければ、残っている歯を全て抜いて製作します。
失った歯の歯槽堤(歯ぐき)に上下総入れ歯を入れ、唾液を介在させることにより、吸盤のような効果を利用します。また、口の中の筋肉、舌、唇の力を利用して、入れ歯が外れないようにサポートできることが理想的です。
そのためには、口の中の情報を丸ごとコピーする技術が重要であり、元あった歯の部分に人工の歯を並べることにより、口元を内側から膨らませることができます。
ドイツ式入れ歯レジリエンツテレスコープ
歯がボロボロであっても、残すことができるのであれば、当院ではインプラント、総入れ歯のほかに、もう一つの選択肢としてドイツ式入れ歯「レジリエンツテレスコープ」をご提案させていただいております。
レジリエンツテレスコープは数本の歯に適応されるテレスコープ義歯という治療方法で、自分の歯の根を抜かずに利用できる方法です。
残っている歯に直接被せる内冠
その上から被せる入れ歯、外冠から構成されています。
例え歯がボロボロであっても、数本でも残すことができるのであれば、抜かずに利用することにより、歯根膜の感覚も保つことができるため、お勧めしたい治療方法となります。
Youtubeでもお話をさせていただいておりますので、よろしければご視聴ください。
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流れ・ご案内
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自分にはどのような方法が合っているのか、治療方法や 期間、費用について具体的なお話を聞きたいという方には、入れ歯カウンセリングをお勧めしております。
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