入れ歯の修理は、患者さまが困らないように即日にお返しさせていただいております〜テレスコープ義歯〜
入れ歯にヒビが入ってしまった。歯が欠けてしまった。支えている歯が抜けてしまった。
など、思いがけないトラブルが起きることがあります。
当院のテレスコープ義歯を選んでくださる患者さまの中には修理をしながら長く使えるということに共感いただいております。
テレスコープ義歯は、万が一に備え、修理ができるように設計されています。
実際に、どのような修理がされ、再び使っていただいているのでしょうか?
患者さまは30代女性、慢性腎不全、糖尿病があり透析をされているために医師からはインプラントはお勧めできないと言われていらっしゃいました。
しかし、前歯にクラスプの金具がかかる入れ歯は、どうしても受け入れることができないということで、インターネットで探してくださり、当院のテレスコープ義歯を選んでいただきました。
2014年、今から5年前にリーゲルテレスコープという方法で治療をさせていただきました。
5年間は、何事もなく快適に使っていただいておりましたが、右下の2本が腫れてしまい、歯を抜かなければいけない状態になってしまいました。
全身疾患もあったことから、念のため入院し、かかりつけの医院にて歯を抜いていただきました。
とても安心したのは、抜歯直後からリーゲルテレスコープを使うことができたことです。
歯を抜いた後の歯茎が、綺麗に治るのをゆっくりと待ち、修理をさせていただきました。
一番上の写真と見比べていただくと、わかると思うのですが、歯を抜いた部分に入れ歯の床を付け加えました。
床があると、かみしめた時に残っている歯だけではなく、粘膜でも力を分散することができます。
このように、再び修理をして使えるようになったのも、あらかじめ抜けることを想定し、手前の方の鍵穴にもレバーが引っかかるようにしていたからです。
万が一のことを考えておいて、本当に良かったと思いました。
入れ歯の修理は、患者さまが困らないように即日にお返しさせていただいております。
修理をしてくれたのは、Weber dental labor の峰岸さん。
患者さまは、床をつけたことで、入れ歯がしっかりとし、動かなくなりましたとおっしゃっていただきました。
当院のテレスコープ義歯は、主にリーゲルテレスコープ、コーヌスクローネ、レジリエンツテレスコープがありますが、患者さまの全身状態を含めた歯の状態に合わせて、起こりうるリスクを考えながら設計を行い、お勧めしております。
こちらのページも合わせてご覧いただければと思います。
ドイツ式入れ歯 テレスコープ義歯とは>>>
関連する記事
入れ歯カウンセリングの
流れ・ご案内
実際に先生と会って話を聞きたい。
自分にはどのような方法が合っているのか、治療方法や 期間、費用について具体的なお話を聞きたいという方には、入れ歯カウンセリングをお勧めしております。
入れ歯のお悩みを動画で解決
YouTubeチャンネル「入れ歯のお悩み解決!稲葉歯科医院」では、実際に入れ歯を使っていただいている患者さまの感想や、入れ歯の構造や仕組みについてもわかりやすく動画で解説しております。
こちらのページで動画をカテゴリ別に掲載しておりますので、お探しの内容をぜひご覧ください。