糖尿病があり上下共に奥歯の状況が悪く口臭にも悩んでいます。
糖尿病があり上下共に奥歯の状況が悪く口臭にも悩んでいます。
インプラントも考えましたが、本数が多くなりそうなので、入れ歯も視野に考えたいと思います。
A 重度の歯周病、HbA1cが7%を越すような状態ですと、インプラントを積極的に行うことはないでしょう。また、コントロールされている数値においても、いつ悪化するかわかりません。
出血を伴う処置はできることなら避けた方が良いと思います。
コントロールされている時期に治療をしたインプラントが、体調の変化により抜けてしまうケースもあります。
年を重ねていくことで、体の状態が変化するということもよく考えた上で、治療方法を洗濯しましょう。
口臭は、マウスウォッシュをしても一時的でなかなか無くなる事がないですよね。
悩まされている方はとても多いと思います。
口臭の原因は、内蔵から来るものも、もちろんありますが、大半は、歯の周りにプラークや歯石がついていたりすることによります。
まず、治療を行う前段階として、口の中を綺麗にクリーニングすることから始めましょう。
動揺、グラグラしている歯も中にはあると思いますが、多少の揺れは固定することにより利用することができます。
当院の、リーゲルテレスコープという義歯は、多少の揺れがある歯同士でも、連結して一次固定するため、歯周病や糖尿病がある患者様にも治療を行う事ができます。
私が行った15年前に治療をさせていただいた、歯周病と糖尿病で悩んでいらっしゃった患者様は、上顎の歯を10本利用してリーゲルテレスコープを行いましたが、まだ1本も失う事なく快適に使って頂いております。
あの時、固定をしておかなかったら、今頃はすべての歯を失っていたことでしょう。
また、すでに沢山の歯を失っている患者様においては、レジリエンツテレスコープという治療方法をおすすめしています。
どちらの方法も、将来歯を失う事も考えて、修理をしながら長く使って頂くように設計しています。
歯が抜ける度に、作り直すのではなく、同じ義歯を修理をしながら使って頂く事で、歯に対する不安から解消されると思います。
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