若い方の入れ歯のニーズ〜私のターニングポイントとなった症例〜
こんにちは。
稲葉歯科医院、院長稲葉由里子です。
今回は、私のターニングポイントとなった症例をお伝えしたいと思います。
患者様は30代女性、平成22年にご相談にいらっしゃいました。
当時を振り返って、患者様は絶望的な気持ちだったとおっしゃいます。友達と旅行へ出かけるのも食事へ行くのも不安だと言われたのを思い出します。
これまで、入れ歯は年齢が高い方が多いと思っていましたが、8年前のこちらの症例によって、もしかしたら若い方の需要は意外とあるのではないかと思い浮かんだのです。
当時製作したばかりの「稲葉歯科医院、入れ歯専門医院」に、若い方に向けてメッセージを書かせていただきました。
すると、思った通り沢山の方が困っていらっしゃた事がわかりました。
その事に気付かせてくださった、という意味で貴重な症例なのです。
患者様は重度の歯周病を患っていらっしゃいましたが、上顎は3本残す事ができました。
8年前に製作したレジリエンツテレスコープです。
患者様は体の一部として、大変満足いただき、今ではメンテナンス時、あれほど不安に思われていた旅行や食事会の話題で持ちきりとなっています☆彡
8年間、一度も修理を行なっていない事に、私自身も驚いたので記念に写真を撮っておきました。
レントゲン写真をご覧いただくと、下顎の臼歯部も歯周病が進んでいたのがわかると思います。
毎月メンテナンスに欠かさずに通ってくださり、稲葉歯科医院の衛生士、嶋田さんが一生懸命頑張ってくれていたこともあり、これまでどうにか保っていました。
しかし先日、いよいよ限界となりました。
患者様は、8年間快適に使う事ができたレジリエンツテレスコープに感謝をしてくださり、下顎もお願いしますと託してくださいました。
よくご相談させていただいた結果、コーヌスクローネで治療させていただく事になりました。
コーヌスクローネは、将来介護が必要となった場合でも取り外しが簡単のため第三者にお願いすることもできます。
今回、まだお若い患者様ですが、今後起こりうる様々な事を考え、コーヌスクローネを選んでくださったのだと思います。
私も、歯科技工士と共に一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします☆彡
今回の治療方法、コーヌスクローネ義歯、8年前に製作したレジリエンツテレスコープについて詳しくはこちらのページをご覧ください。
その他、入れ歯の治療例についてはこちらのページをご覧ください。
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