総入れ歯の噛む力に驚愕!!〜天然歯の20%以下って本当!?
総入れ歯の噛む力
総入れ歯の噛む力は天然歯に比べて10%~20% 部分入れ歯は30%~40% それに比べてインプラントは90% と、例えられる事があります。
総入れ歯は、しゃべったり、ものを噛んだりすると、途端に安定感が崩れます。
と、書かれている記事を読むことがありますが、それって本当でしょうか?
総入れ歯の患者さまからのお手紙
今から10年ほど前に治療をさせていただいた総入れ歯の患者さまからのお手紙をご紹介させていただきたいと思います。
【海苔巻きとかお寿司】
歯で噛み切り、よく噛んでから飲み込むことができます。
差し歯の時は、歯で引っ張ることができないため、太巻きは解体し、細巻きは1センチ位に切って食べていました。
特にかんぴょう巻きはかんぴょうと海苔がぺったんこになり、そのまま飲み込むかお行儀悪く取り出すしかありませんでした。
お寿司は大好物ですが、特にカウンターで握ってもらいながら食べるのが最高の幸せですが、それもネタを選ぶのも歯との相談でして、特にイカとタコは噛むことが大変でした。
今はアワビはまだ挑戦していませんが、赤貝、トリ貝、ミル貝などは、難なく噛めるようになりました。
【オレンジとかその他柑橘系】
くし形に切ったオレンジにがぶっと噛み付き、オレンジのみお口の中に入れ噛み締めることができました。
お友達のお宅にお邪魔した際、または外食した際のオレンジ柑橘系などはくし形に切ってありますが、今まで食べたい想いは山ほどあっても、その状態ではいただけないので、いつも本当に残念でした。自宅では1房ごとを見とって食べていました。
【生野菜】
8分の1に切って、おまけに皮をむいていない生のカブを出され、不安になりながらも口に入れました。難なく噛むことができ、本当に嬉しいことでした。
きゅうり、沢庵、きんぴらなども躊躇せずに食べることができました。
【パイ】
パイの皮をサクサクと音を立てて食べることができました。
パイの皮も食べるのは難易度が高く、でも大好きですので、小さく分け食べていました。
美しい食べ方ではないので、自宅でこっそりと食べていました。
今たくさんのものを食べれるようになり、本当にうれしいです。それ以上に嬉しい事は、話すたびに口に手を当てて話さなくても良いことが1番の喜びです。大変丁寧に、そしていつも素敵な笑顔で接してくださって、長い間のコンプレックスが取れてとても幸せです。
私たちが目指す入れ歯治療とは
繊細なお食事を美味しく頂く、軽い力で春巻きを前歯でサクッと噛んだり、サラダやレタスを美味しく頂けるような入れ歯が私達が目指すものです。
全ての方が、硬い肉を食いちぎったり、リンゴを丸かじりしたい訳ではないと思います。
そして、インプラントと比べる意味はないと感じます。
入れ歯だから、食事を楽しめなくなってしまうのではと不安なお気持ちをお持ちの方に、安心していただけるような内容になれば良いなと思い、ご紹介をさせていただきました。
YouTubeチャンネルでもご紹介させていただいております。
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入れ歯カウンセリングの
流れ・ご案内
実際に先生と会って話を聞きたい。
自分にはどのような方法が合っているのか、治療方法や 期間、費用について具体的なお話を聞きたいという方には、入れ歯カウンセリングをお勧めしております。
入れ歯のお悩みを動画で解決
YouTubeチャンネル「入れ歯のお悩み解決!稲葉歯科医院」では、実際に入れ歯を使っていただいている患者さまの感想や、入れ歯の構造や仕組みについてもわかりやすく動画で解説しております。
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