上あご奥歯が2本ない場合の治療方法を3つご紹介
上あご奥歯が2本ない方へ
上あごの奥歯2本ない場合、治療方法に悩まれる方は多いのではないでしょうか。
今回は、インプラント、保険治療の部分入れ歯、ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープの3つの治療方法をご紹介させていただきたいと思います。
インプラント
上あごの奥歯の部位は下あごに比べて骨が薄く、上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる空洞があるため、骨の中に支柱を埋め込むインプラントが難しいと言われています。
しかし、サイナスリフトなど、上顎洞底挙上術と呼ばれる方法により、骨を増やし、インプラント治療ができる場合もあります。
上顎洞の底部に人工骨や自家骨を移植することで、インプラントを骨に埋入できるようにします。
保険治療の部分入れ歯
保険治療で適応される上あご奥歯の部分入れ歯は、クラスプという金具を手前の歯にかけて入れ歯を支えますが、重力により落ちてきてしまうため、手前の歯だけではなく反対側の歯にも支えを求める場合もあります。
どうしても金具が見えてしまうこと、入れ歯が動くことにより支えている歯も揺らしてしまうことから、長い間使うと歯を喪失してしまう可能性があります。
ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープ
インプラントができない。保険の部分入れ歯は見た目に抵抗がある。
などを解決できる方法として、ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをご紹介させていただきたいと思います。
失った部分の手前の歯を2本利用して内冠を被せます。(支える歯は神経があることが条件となります。)
その上から外冠、入れ歯を被せます。
入れ歯の中に鍵がかかる仕組みとなっており、その開閉で入れ歯を外したり付けたりすることができます。
見た目に金属も見えず、鍵を開かない限りは、外れることは決してないため、安心感もあります。
YouTubeでもお話をさせていただいておりますので、よろしければご視聴ください。
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