50代、両側奥歯がない〜ドイツ式入れ歯コーヌスクローネ〜
保険治療が適応されるクラスプ義歯
両側奥歯を失うと、通常保険治療が適応される場合は、手前の歯にクラスプという金具をかけて入れ歯を支える方法となります。

しかし、見た目に金具が見えてしまうこと、支えている歯を揺らしてしまうことから、残っている歯にできるだけ負担がかからない方法を希望される患者さまが増えて参りました。
ドイツ式入れ歯コーヌスクローネ
そこでご紹介させていただきたいのが、ドイツ式入れ歯コーヌスクローネです。
コーヌスクローネは、様々な方向から検討され最善の方法がとられることが常とするドイツで開発された部分入れ歯です。

コーヌスクローネとは、円錐形という意味で、歯に被せる内冠と、入れ歯の本体の外冠を二重に被せることで構成されています。
どのような方にコーヌスクローネが適応されるか
・歯周病や虫歯で歯を失ってしまった方
・骨の量が少ないためインプラントができないと言われた方
・糖尿病や高血圧があるなど全身疾患をお持ちの方
・顎骨骨髄炎、口腔がんなどで、骨をほとんど失った方
高齢者の多くが、他に病気を持っている、歯周病がある、骨粗鬆症で顎の骨もろい、などの理由で、インプラントでの治療が難しい場合もあります。
これからは患者さまの年齢、健康寿命を考えて、取り外しができる入れ歯に変える必要もあるでしょう。
治療内容について
今回ご紹介させていただいたコーヌスクローネは、50代女性、両側顎骨骨髄炎により、奥歯を失った方の治療例となります。
治療内容
下あごコーヌスクローネ
治療期間・回数
半年・10回
費用
下あごコーヌスクローネ¥2,800,000(税別)
(自由診療)
リスク・副作用
年月の経過により骨が吸収する場合もあります。
YouTubeでもお話をさせていただいております。
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流れ・ご案内
実際に先生と会って話を聞きたい。
自分にはどのような方法が合っているのか、治療方法や 期間、費用について具体的なお話を聞きたいという方には、入れ歯カウンセリングをお勧めしております。
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